上位免許と下位免許ってなんですか?
上位免許とは道路交通法によると、「当該免許証に係る免許自動車等を運転することができる他の種類の免許」 と定義されています。
つまりその免許を保有していなくても、その免許よりも上位の免許を保有していれば運転することができるというものです。
一般的に知られているのは、普通自動車第一種免許(普通免許)を所持していれば「原動機付自転車(原付)・小型特殊自動車」の免許を所持していなくても運転することが可能であるということです。
上位免許の取得方法
上位免許を取得するためには、まず基本となる下位免許を保有している必要があります。その上で、特定の年齢や健康条件を満たし、教習を受ける必要があります。この教習には、大型車両の操作技術や法規、安全運転に関する知識が含まれます。
上位免許の利点
運転できる車両の範囲が大きくなり、より多くの運転が可能になります。職業選択の幅も広がり、運転技術の向上にもつながります。実際の経験を活かして、上位の資格を目指すことがきるのです
上位免許下位免許の具体的な区分
次の表は上位免許下位免許の区分を表しています。
上位免許 | その下位免許 |
大型第二種免許 | 普通第二種免許・大型第一種免許・普通第一種免許・小型特殊免許・原付免許 |
普通第二種免許 | 普通第一種免許・小型特殊免許・原付免許 |
大型特殊第二種免許 | 大型特殊第一種免許・小型特殊免許・原付免許 |
けん引第二種免許 | けん引第一種免許 |
大型第一種免許 | 普通第一種免許・小型特殊免許・原付免許 |
普通第一種免許 | 小型特殊免許・原付免許 |
大型特殊第一種免許 | 小型特殊免許・原付免許 |
大型二輪免許 | 普通二輪免許・小型特殊免許・原付免許 |
普通二輪免許 | 小型特殊免許・原付免許 |
けん引第一種免許 | なし |
小型特殊免許 | なし |
原付免許 | なし |
(大型仮免許) | (普通仮免許) |